うつ病で「自殺したい」と思っている人に「自殺するな」と言うのは正解なのか?

うつ病で仕事を休職を開始してしまったのは2016年9月5日。

 

復帰したのは、2017年5月末。

 

僕は、うつ病で、約9ヶ月間会社を休みました。

 

もともと、2008年ぐらいから心療内科には通って、うつ病と言う事はわかっていて
それでも、薬を服用しながら、なんとかやってこれていました。

 

ただ、なのに、最後、休職に入ってしまった時は
「死にたい」
と言う
自殺願望が芽生え
これはもうダメだ・・・
と言う判断で、休職に踏み切りました。

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僕は、復帰後に、基本的に休職していた時の事や、休職に至るまでの
自分の気持ちや体調の変化など、隠さず普通に話をしています。

 

結果、同じように悩んでいる人から相談を受けたりするようになりました。
まあ、ちょっとは役に立っているんでしょう。

 

ただ、今思う。

 

うつ病で「自殺したい」と思っている人に
「自殺するな」と言うのは正解なのか?

 


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うつ病患者の症状として「死にたい」と言う自殺願望みたいなのが芽生えます。

 

流石にマズイです。

 

じゃあ、周囲の人が、そう言う人に
「死ぬな!自殺なんてするな!」
って言うのが正しいのでしょうか?

 

 

仮に、肺炎の人に
「熱を出すな!」
と約束を迫るような事はしませんよね?

 

だって、熱は出ちゃうんですもん。

 

 

それを考えると、うつ病の人に
「死のうなんて思うな!自殺なんて考えるな!」
って約束を迫るのは正解なのでしょうか?

 

 

仮にですが、僕が、あの時、同じような約束を迫られていたら?

 

多分ですが、パニックになっていたかもしれません。

 

だって、確かに
「死にたい、自殺したい」と言う願望はあるのですが
死なないで済むなら、死にたくなんてないんですもん。

 

要するに、うつ病が
「死ななきゃいけないんじゃないか?自殺したほうが良いんじゃないか?」
って僕に思わせている感じがしました。

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毎年、多数の方が自殺をしています。
自殺に関しては、自殺者の約5~7割が、精神疾患にかかっていると言うデータもあります。
また、そのほとんどがうつ病であったらしいです。
要するに、自殺の予防にはうつ病対策が重要であることは間違いはないのでしょう。

 

 

確かに、自殺されちゃ困るし、自殺なんてして欲しくはありません。
すると、普通に考えると
「自殺したいなんて言うな!そんな事考えないで!」
って、言いますよね。

 

多分、僕だったら言うと思います。

 

 

ただし、うつ病患者の
「死にたい。自殺したい」
と言う感情は、そのまま捉えるのが正しいのか?
と言う事になります。

 

「どこか遠くへ行きたい。次の一瞬生きるのがもうつらい。消えたい」
こう言った考えだったんじゃないかな?

 

と、今、自分では思います。

 


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うつ病は死にたくなる病気である。
これの前提が掛けているんだと思います。

 

そもそも、死にたいと思っていた僕は、理性なんて失っていたと思います。
ハッキリ言って判断力も鈍っていました。

 

そして、人に
「死にたい。自殺したい」
と、告白するのは、とても勇気が必要な事です。

 

まず、その告白をした勇気を認めるのが良いのじゃないかと思います。

 


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死なずに、何とか、カウンセリングルームや病院にたどり着いた・・・
と言う事がスゴイと思います。

 

なぜ自殺しないで、カウンセリングルームに来れたのか?
死にたいと言う感情はあるんですが、本当に死にたいとは、ちょっと違うんだろうなって思います。

 

なんか、とても矛盾していますよね。

 


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要するに、僕の考えですが
万が一、死にたいと言う感情が出てきた時に、それを相談出来る環境を作ってあげるのが良いかと思います。

 

死にたいと言う感情は必ず出ます。
って言うことは
「死にたいなんて思うな!」
って言われると、余計に、それがプレッシャーになってしまったりする気がします。

 

なので、声を掛けてあげるとすれば
「万が一、また死にたいと思ったら相談をしてね」
とかが正解な感じがします。

 

そして、変なプレッシャーがかからなければ、落ち着いていられると思います。

 

まあ、接し方は色々とあると思います。

ですので、これが正解だとは思いませんが、こう言う対処方法がいいのかな?って感じがします。