正社員の人は配慮が必要。ボーナスをもらえない非正規社員の人は怒っている!正社員と非正規社員の格差問題

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12月は世の中、冬のボーナスのシーズンですね。

 

残念ながら、僕の会社は、ボーナスは年に1回のみなので、冬のボーナスはありません。
しかも、その1回も業績によって大きく左右されると言う・・・

 

ボーナスはあてにしない方向で考えておくのが良い会社ですね(苦笑)

 






 

しかし、ボーナスが出るだけ、まだいいのかもしれません。

 

もともと、今の会社に来るまで、自分の会社でこじんまりとやっていたので、ボーナスは出した事はありますが、貰った事はありませんでした。

 

初めてボーナスを貰った時は、そんな事、頭の片隅にすらなかったので
「なんじゃこりゃ!ラッキー!」
って感じでした。

 

しかし、ボーナスを貰っているのは基本的に正社員。
世の中、こう言う人ばかりじゃありません。

 

そこで

 

正社員の人は配慮が必要。
ボーナスをもらえない非正規社員の人は怒っている!
正社員と非正規社員の格差問題

 

こちらについて考えてみたいと思います。

 


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ボーナスをもらえない非正規社員
サラリーマンは12月上旬、ボーナスの話題をしたりすると思います。

 

「今年のボーナスは去年より多いのか?」
「業績良かったからボーナス去年よりいいらしいよ!」
「業績悪かったからボーナスも少ないらしい・・・まあ、出るだけましか・・・」
「ボーナス出たら何に使おうかなー?」

 

こんな会話をしている正社員の人。
いるんじゃないですか?

 

注意して下さい。

 

 

同じ会社で働いている人が全て平等にボーナスをもらっているわけじゃないんです。

 

非正規社員の多い会社や部署も沢山ありますし、外部の会社から出向してきた社員の方は、同じ条件ではありません。

 

 

なのに、やっている業務は同じ事を一緒にチームでやっているんです。
これには注意が必要です。

 

 

実際に、数字を見たら
「正社員と一緒に働くのがバカバカしくなる」
って場合もありえます。

 

 

なぜ正社員じゃないとボーナスをもらえない?
これも、おかしな話と言えば、おかしな話なんです。

 

正社員にはボーナスが出て、非正規社員には出ない。

 

非正規社員の方でも、正社員の方と同等、もしくは、それ以上の仕事をしている場合もあります。

 

いつの間にか正社員と非正規社員。
貴族階級と貧乏人にふるい分けられていた感じになっちゃっているんです。

 

 

毎月の給与ですら、非正規社員は正社員の三分の二かそれ以下の場合もあるようです。
さらにボーナスまでもらえないとなれば、会社で働く人間の間に微妙なパワーバランスが生まれてしまいます。

 

給与が高くボーナスまでもらえる正社員は、たとえ仕事が出来なくても偉く、非正規社員は彼らに逆らえないような空気感になってしまったりします。

 

 

しかし会社はチームです。
みんなで一丸となって仕事をし、プロジェクトを成功させる。

 

これが本来の姿です。

 

 

でも、この状況だと、そんな事思っているのは、正社員だけで、非正規社員は、そんなモチベーションを持てず、生産性は落ちてしまいます。

 

 

非正規社員が多い職場であればあるほど、「正社員」と「それ以外」という関係差関係が自然とできてしまうと思います。

 

現在、非正規社員は2000万人強。
雇用者に占める割合は、男性で約20パーセント、女性で約55パーセントと言う調査結果が出ています。

 

また、その中で、ボーナスの対象となる割合は、正社員が約85パーセントに対し、非正規社員は約30パーセントしかいないらしいです。

 

要するに、ボーナスに浮かれている人の影に、結構な数の「ボーナスは関係のない人」が存在してしまっているんです。

 


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正社員と非正規社員の温度差
この時期になると、ボーナスと言うわかりやすい物があるので、正社員と非正規社員の間での温度差が出てしまうのは当然です。

 

職種や職場によっては、非正規社員の割合が多い所もありますし、そう言う業界では内部崩壊寸前!なんて話も聞きます。

 

 

例えば、テレビ業界の非正規社員率は非常に多いと言う話です。
1つの番組に対して、正社員が2人程度しかつかず、その他、30人くらいの方が、非正規社員や、外部スタッフの場合があるようです。

 

ただでさえ、給料が高いと言われているテレビ局の社員。

 

ボーナスの話はうかつにできません。

 

 

じゃあ、仮に、ボーナスが出たからと言って

 

「ボーナス出たから飲みに連れて行ってやる!」
なんて、誘われたら、非正規社員や外部スタッフは、断りにくく、その飲み会に参加しなければいけません。

 

 

非正規社員の多い職場でボーナスの話はタブー
管理職が社員で、実際に手を動かして作業をしているのが、非正規社員、または業務委託って会社も結構あると思います。

 

管理職である社員は目標値をクリアすれば、ボーナスは上る可能性もある。
すると、部下として、手を動かしている非正規社員、業務委託の人の仕事量を増やしたり、プレッシャーを与えたり・・・
はたまた、休日出勤や、残業を強いられたりする場合もあると思います。

 

 

でも、ボーナスがもらえない非正規社員や業務委託の人にとっては、頑張る意味がわからない。
オイシイ思いをするのは社員だけ。

 

しかし、そんな事に、配慮をしない正社員の方も沢山いるようです。

 

 

正社員と非正規社員は、もはや「階級制度」みたいになっちゃっています。

 

わかりやすいのが、「ボーナスの有無」であり、本当は他にも色々とあるんだと思います。

 

 

「同一労働・同一賃金」で溝は埋められるのか?
しかし、変化の兆しもあります。
2018年6月に成立した「働き方改革関連法」は「同一労働・同一賃金」を掲げています。

 

ボーナスについても正社員と非正規社員を同じ扱いにするようガイドラインを出しているんです。

 

 

大企業は2020年4月、中小企業は2021年4月から、これに沿った賃金システムに変えなければいけないんです。

 

 

じゃあ、これで、非正規社員もボーナスが貰えるのか?
と言われると、会社は、色々な抜け道を考えていると思います。

 

すると、非正規社員の人が、今のままの仕事で、社員と本当に同じ扱いになるのか?
と言われると、そんな簡単にはいかないんじゃないかな・・・
と思います。

 


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