楽待でコラムを書かせてもらっています。
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僕は、うつ病で休職し、約9ヶ月休みました。
結構、長いこと休みましたね。
9ヶ月も休むと、僕だけじゃなく、周りの人の生活にも多少なりとも影響や変化が出ます。
当然ですが、会社では僕の代わりの人が僕の業務をやり、家では、妻の代わりに僕が家事や育児をする・・・
こんな風に、生活が変わっていきます。
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そして、僕は、会社に復帰する際に
僕のせいで変わってしまった妻の生活を
僕が仕事に復帰する事によって、また変えてしまうってのは
妻にとっては迷惑な話だ・・・
と思い、休職前は、妻が保育園に迎えに行ったり育児をしていたのを
僕が、会社に言って育児時短を取得し、子供を保育園に迎えに行き
晩御飯の支度や家事を行うと言う決断をし、会社にその旨を伝え
育児時短を取得した際に、苦労や色々な事を感じました。
そこで、今回は
イクメンは大変だ。
イクメンを取り巻く苦労と男女差別。
育児時短を取得しようとした際に難色をしめされた
僕の勤務している会社は一部上場企業です。
しかし、僕が育児時短を取得するまで、男性で育児時短を取得した人はいませんでした。
そう言う会社です。
休職から復帰の際に、人事の人と話しをしました。
「育児時短で復帰したいんですけど・・・」
「そうですか。それでは、うつ病大家さんの上司に相談をしておきますね」
「場合によっては人事の上の人とも話してもらう必要があるかもしれません」
「そうですか。わかりました。」
この日は、それで終わりました。
次の面談で男女差別を感じた
「うつ病大家さん。なんで奥さんが育児時短しないんですか?」
「今、妻はフルタイムで働いています。それを変えるのも妻に取っては迷惑な話だと思います。また、ウチの会社より妻の会社の方が給与が高いんです。我家の事を考えると、妻がフルタイムで働いた方がいいんです。」
「そうですか・・・実は、うつ病大家さんの上司が、育児時短について難色を示していて・・・」
「でも、別に制度としては男性が育児時短を取得してもいいんですよね?って事は問題ないですよね?」
「そうなんですが・・・それでも◯◯部長が、それじゃダメって言ったらどうしますか?」
「別に他の部署に異動してくれても構わないですし、妻の源泉徴収票を見せて、ウチの会社より給与が高く、僕がフルタイムで働くより、妻がフルタイムで働いた方が、我家にとって、効率が良い事を証明します。」
「わかりました」
こんなやり取りがありました。
さらに人事の人が沢山出てきた
その後、また、他の人事の方が沢山でてきて面談が行われました。
「うつ病大家さん。育児時短を取得希望って事ですが、何時までの勤務が希望ですか?」
「17時です」
「ウチの会社で男性の育児時短は初めてです。うつ病大家さんが事例を作ってくれるってのは、会社としては非常にありがたいです。堂々と育児時短して下さい。」
「ありがとうございます。」
育児時短を担当されている方は、男性の育児時短をプッシュしてくれました。
復帰後の面談でも育児時短について聞かれた
復帰して、課長との面談がありました。
僕の育児時短に難色をしめした部長ではなく、その下の課長と。
「おいーっす!どう?」
「まあまあです。会社にも、ちょっとずつ慣れてきました」
「そっか。そりゃ良かった。うつ病大家さんは育児時短をしているんだよね?育児してんの?大変?」
「大変ですー。世の中のお母さんの気持がよくわかります。会社が終わってから、第2ラウンドスタートですよw」
「そっかw。そりゃ大変だ。いつまで、育児時短するとか決めてるの?」
「決めてません。妻の会社の方が給与も高いですし、僕が育児した方が効率的なんで。なので、育児時短が認められる期間内は、ずっと僕が育児時短するつもりです」
「なるほどね!そっかそっか!いいと思うよ!そう言えばさ、うつ病大家さんが復帰する前に人事の人から言われたんだけど◯◯部長が、育児時短に難色を示していたみたいでね。僕の所にも話が来たんだよ。でも、男性で育児時短をするのが悪い事じゃないし、そもそも制度としてあるんだから、それは使わないとね。だから、気にせず、ちゃんと子供の面倒みなよ!」
とても、話の分かる課長で助かりました。
ただ、ここでハッキリしたのは、やっぱり
◯◯部長は男性の育児時短をよく思っていない
って事です。
確かに、話をする機会もたまにありますが、言葉の節々から、男性育児時短への批判的な考えが感じ取れます。
まさか、育児時短を取得するのに、こんなに苦労するとは・・・って感じでした。
そして、イクメンは大変だ・・・って事も書きたかったんですが、長くなっちゃったんで、それは、また今度。
口には出さなくても男性の育児時短をよく思っていない人はいるってのを感じました。
男女差別ですよね?これって?
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