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株の世界にある有名な言葉。
「Sell in May, and go away」
「5月に株を売って、後は相場に近づかないように」
と言う意味です。
「don’t come back until St. Leger day.」
St. Leger day(セント・レジャー・デー)というのは9月の第2土曜日。
この有名な言葉によると
「株は5月に売ったら9月までは低迷が続くから買うな」
と言う意味になります。
果たしてこれは本当なのでしょうか?
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・過去の傾向から考える。
本当に9月に株を買って、5月に株を売ると儲かるのか?
2000年以降の日経平均株価で見てみましょう。
すると、なんと
12勝5敗
あらま!
勝率7割とはかなりの高確率です。
・5月と9月に何があったのか?
単なる偶然?
とは思い難い感じです。
きっと、5月と9月に何かあったはずです。
<9月>
リーマンショックが起きたのは10月
2011年のギリシャ危機も夏から秋
ぐらいにかけて起きています。
9月に株価を下げた理由ですね。
<5月>
じゃあ、5月は何かあったんでしょうか?
日本株で考えると、日本企業は3月期決算が多く
年度末を控えて株の保有残高を減らすために売りが増える
と言う観点で3月末は株価の下落傾向にあるらしい。
ちなみに、5月は、アメリカの場合
ヘッジファンドの決算が5月に多い
5〜6月は原油の不需要期に入る
などの理由を言われているようです。
ちなみに
「晴れの日には株が上がり、雨の日は下がる」
それは冗談でしょ?
と言うのもありますが、これも実際に統計を取ってみると、案外当てはまっているらしいです。
まあ、人間のやっている事なんで
天気のいい日は気分も良く、積極的に投資し
悪い日は、なんとなく気分が乗らない・・・
なんてのが、株式投資を行っている人にもあてはまるんでしょうか?
諸説ありますが、それでも株価が高騰する物は高騰しますし
下落する物は下落します。
ちゃんと、会社の業績や将来性などを見て株式投資はしましょう