イマイチ副業が広がらない理由はなぜか?副業で過労死したら?と言うのが問題なのか?

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なんで副業が正式に解禁にならないんだ!?

 

政府は「働き方改革」で、副業や兼業を推進していにもかかわらず
僕が勤務している会社は副業解禁になり踏み切ってくれません。

 

なんででしょう・・・
結局、コソコソ副業する感じになってしまいます。

 

 

従業員の人と話をすると、副業や兼業に好意的です。

 

「こう言う事したいなー」

 

などの話題も出ます。

 

 

なのに、実際は就業規則では副業禁止。

 

これはウチの会社だけではなく、実際には8割以上の企業が副業を就業規則で禁じているようです。

 

 

なぜ会社は副業を嫌がる・・・

 






 

と言うことで、色々と考えてみています。

 

イマイチ副業が広がらない理由はなぜか?
副業で過労死したら?
と言うのが問題なのか?

 

何か理由があるんでしょうけど、いまいち理解ができませんよね。

 

理由など考えてみようと思います。

 


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働き方改革は「副業・兼業を認める方針」じゃないのか?
長時間労働の是正や同一労働同一賃金の導入を盛り込んだ
「働き方改革実行計画」ってのを政府は発表しました。

 

 

その中に「副業・兼業の推進に向けたガイドラインや改訂版モデル就業規則の策定」という項目もあり下記のように記載されているようです。

 

 

「副業・兼業を希望する方は、近年増加している一方で、これを認める企業は少ない。労働者の健康確保に留意しつつ、原則副業・兼業を認める方向で、副業・兼業の普及促進を図る」

 

 

本来は、労働契約によって定められた就業時間のみ、ちゃんと責任を持って仕事をすると言うのが原則。

 

会社に正当な理由がない限り、勤務時間外なんて自由なはずなんです。

 

 

しかし、ここで問題が・・・
それが「就業規則」なんです。

 

 

コイツが会社の法律みたいになって、副業を禁止している会社が多いんです。

 

もちろん、就業規則は必要だと思います。

 

勤務時間中はもちろん、普段の生活でもその会社の社員であるという自覚を持ち生活をする。
それは、例えば、人様に迷惑をかけるような事を外でされては、会社としても困る・・・
これは、意味がわかるんですが、「副業禁止」の意味はよくわかりません。

 

 



 

約8割の会社は、兼業・副業を認めていない
2014年に行われた実態調査によると、兼業・副業を認めていない会社は約8割と圧倒的多数。

 

また、厚生労働省のモデル就業規則にも許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」と記載されているらしいです。

 

 

モデル就業規則の規定は多くの会社の実態にのっとったものらしいんですが
そもそも、なぜ会社は就業時間以外の副業を禁止しているのか?

 

これが知りたいですよね。

 

主な理由は本業に支障をきたしたり、会社の秘密を競合他社に漏らしたりすることを防ぐためと言われています。

 

確かに競合他社と兼業をし、機密情報が漏れるのは問題です。
また、例えば、会社終わりで、朝までキャバクラ嬢のバイトをやっていたりしたら、会社で眠くなって仕事になりません。

 

こう言うの防ぐためだと言う話もあります。

 

 

そんな事が心配なら許可制にすればいいじゃないか?
って思いますよね。

 

その上で、認められない物は認めないと言う状況を作れば良いんじゃないでしょうか?

 

 

あとは、会社に忠節を尽くして働いてほしいという
終身雇用が前提の日本的雇用慣行が背景にあるといわれているようです。

 

 

これを聞くと
「それじゃ、リストラしないんだな?終身雇用するんだな?」
と聞きたくなりますし
「ちゃんと最後、死ぬまで生きていけるように会社は保証してくれるんだな?」
って言いたくなりますよね。

 

 





 

なぜ、政府は副業の推進させたいのか?
これは、経済成長の後押しを狙っているからですね。

 

副業推進の具体的な効果として
・イノベーションの促進
・人材確保
・人材育成
・可処分所得の増加
・創業の推進
・労働市場の流動化

などを挙げていますんで。

 

 

要するに、優秀な人材が持つ技能を他社でも活用することが新事業の創出などにつながる。
人材を分け合うことで人材確保にもなる。

 

働く側にとっても、他社で働くことで新しいスキルを獲得し
キャリアアップにつながったり、副業をきっかけに独立・起業する人も増えてれば、収入も増える。

 

 

要するに、うまく回れば、会社と従業員共にメリットがあり、それが経済成長に繋がるって仕組みですね。

 




 

副業を解禁すると長時間労働に繋がってしまうのではないか?
確かに、これは考えられます。

 

バブル期のリゲインのTVCM。

 

24時間戦えますか!

 

 

今、会社のキャッチコピーにしたら、ただのブラック企業ですw

 

でも、これがバブル期の現実だったんですね。

 

 

バブル期は1社で残業が多くて帰れない・・・
なんて感じでだったはずです。

 

 

同様に、会社以外に副業を持つと、それだけ労働時間が長くなるとも考えらます。

 

働き方改革で長時間労働の是正をしているのに、副業によって長時間労働になってしまわないか?
と言うのも考えとしてはあります。

 

 

また、それによって病気やケガに繋がるなんてことも考えられなくはありません。

 

 

これが、会社が懸念する点の1つなんじゃないでしょうか?

 

要するに、副業による労働時間管理や労働災害など会社と社員に発生するデメリットはあるんじゃないか?
って事ですね。

 



 

副業しすぎて過労死したらどうなる?
会社の就業規則は、確かに、長時間労働による健康を損なうことを防止する目的もあると思います。

 

確かに、過重労働で過労死した場合?どうするんだろう?と言うのは疑問です。

 

 

労災保険の補償が受けるには
月平均80時間を超えて働いていた
と言う、過労死認定基準があり、それをクリアしていないといけない。

 

しかし、仮に、2社で働き、結果的に、残業時間が80時間を超えていた場合?
認定されないのである。

 

 

これも変な話なんですが、1つの会社の労働時間でしか判断されない仕組みになっちゃっているから問題なんです。
これだと、確かに、労災認定を受けられず、残された本人の遺族は救済されないことになります。

 

 

仮に、2社で働いて、うつ病になってしまった場合、どっちの業務が原因なのか?
と言う問題にもなりますよね。

 

 

確かに、このようなリスクを考慮し、解決しないと、兼業・副業にもリスクやデメリットは潜んでいると考えられます。

 

すると、まだまだ、慎重になりがちな感じはしますよねぇ・・・

 

 






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