少子高齢って事は、高齢者が入居する物件に需要があるんじゃ?しかし、サービス付き高齢者向け住宅は投資に向かない?

楽待でコラムを書かせてもらっています。
こちらもチェックしてみて下さい。

 

少子高齢です。
って事は、高齢者向けの住宅に重要が高くなるんじゃないか?
ってのはセオリーですよね。

 

どうなんでしょう?

 






 

少子高齢って事は、高齢者が入居する物件に需要があるんじゃ?
しかし、サービス付き高齢者向け住宅は投資に向かない?

 

投資対象として、良いのか?
と思ったら、サービス付き高齢者住宅は投資に向かない
って書いてある記事もありました。

 

なんででしょう?
調べてみることにしました。

 


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「サービス付き高齢者向け住宅」とは
「サービス付き高齢者向け住宅」とは、国土交通省・厚生労働省が所管する「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」に基づいた、高齢者のための住宅らしいです。

 

ちゃんと、法律に基づいて作られているんですね。

 

 

「サービス付き高齢者向け住宅」の定義
法律で決められていると言うことは、ちゃんとした定義があります。
登録制らしいのですが、ちゃんと、法律で定められた一定の基準を満たしたている事が必要らしいです。

 

 

 

.お部屋の床面積が25平米以上以上

 

・部屋に、キッチン・浴室・トイレ・洗面設備・収納設備がある

 

・バリアフリー構造

 

基本は上記の様な条件ですが、共有部分などで、まかなえる場合、部屋は、もう少し狭くても大丈夫みたいです。

 

 

そして「サービス」の部分では
安否確認・生活相談のサービス提供
ケアの専門家が日中いること

が条件のようです。

 



 

一般の賃貸住宅との違い
・「高齢者住まい法」に則った住宅になっている。

 

・安否確認が必須サービスなので、1人ぐらしでも安心

 

・バリアフリーや、手すりなど、高齢者に配慮された作りになっている。

 

 

なるほど。
ちゃんと法律があって、それにそって、作られているのであれば安心な感じがします。

 

 

介護付有料老人ホームとは何が違うのか?
と、ここまで調べて、介護付きの老人ホームとの違いがよくわかりません。
実は同じなのかな?
って思ったら違いはあるようです。

 

 

・介護付有料老人ホームは介護スタッフが24時間常勤

 

・サービス付き高齢者向け住宅は、必要なサービスを個別に選択

 

 

・契約内容の違い
介護付有料老人ホームの契約形態は利用権方式が多いのに対し
サービス付き高齢者向け住宅は、賃貸借契約のところが多い。

 

 

結構、普通の住宅に近いのが、「サービス付き高齢者向け住宅」みたいですね。

 

 

よって、「サービス付き高齢者向け住宅」は、介護付有料老人ホームほど
介護が必要ない、でも、バリアフリー、安否確認があり安心して生活できるってのがポイントなんですね。

 

なので、サービスはついているものの
安心に暮らせる高齢者向けの住宅って感じで考えたらいいかもしれません。

 

 





 

高齢者住宅を建設するメリット
あくまで「住宅」であり、老人ホームではない。
そして、「民間事業者が参入できる施設」でもあります。

 

また、政府もサービス付き高齢者向け住宅の拡大には積極的みたいで
2025年までに、60万戸にまで増やすという目標があるようで
それを達成するため、各種優遇措置があります。

 

新築の場合、建設費の10分の1を助成、固定資産税を5年間優遇(減額してくれるらしい)
通常よりも低金利の融資を用意するなどがあるようですね。

 

 

この流れに乗り遅れないよう、多数の民間事業者がサービス付き高齢者向け住宅の建設に乗り出したようです。

 

政府の思惑がバッチリとハマった感じですね。

 

 




 

不動産投資家にとってはどうだったのか?
じゃあ、その流れに乗っかって、不動産投資家も設けただろう!
と思ったら、そうでもないみたいです。

 

東京都では入居率は高いらしいですが、それ以外の地域では思ったほど儲けられてない・・・
と言うのが現状のようです。

 

 

すると、わざわざ都心部で、結構手間だったり、費用がかかる
サービス付き高齢者向け住宅に投資をするほどではないのかもしれません。

 

 

調べれば調べるほど、規定もありますし、サービス付き高齢者向け住宅には
通常のアパートやマンションよりもかなり費用がかかりそうです。

 

 

もちろん、その分、家賃も高いのですが
そうすると、当然お金に余裕のある裕福な高齢者以外は利用することはできないでしょう。

 

 

となると、うまく需要と供給がマッチしなくなっちゃうんじゃないかな?
って思います。

 

 

確かに、通常の家賃よりも遥かに高い家賃設定はできますが
その分、色々と、やらなきゃいけない事は多そうです。

 

また、設備面も考えると非常に高コストな物件になってしまう可能性があります。

 

 

さらに、都内しか入居がないとなると、単純に投資先としては、あんまりなのかなぁ・・・
って感じがします。

 

もちろん、場所とかにもよると思うので、一概には言えませんが、どうなんでしょう?