ベンチャー企業では「1年目から大きな仕事ができる」ってのは本当か?大企業の仕事を批判しているだけではないか?

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たまに、若い子が言っているのを聞くんですが

 

大企業の仕事にたいして、「つまらない」「成長しない」「やりがいがない」
こんな批判をしている人がいまるかと思います。

 

そういう人がオススメするのは
ベンチャー企業特有の
「1年目から大きな仕事ができる」

 

これって本当に正しいのかな?
って僕は思います。

 






 

先に断っておきますと、僕の場合
高校を卒業後、専門学校に進みましたが、そこの学生の時にベンチャーとして起業。
その後、約12年ぐらいかな?

 

自分で会社をやっていて、そして、30歳ぐらいに、縁があって大手に勤務する事になりました。

 

そんな経験を踏まえ

 

ベンチャー企業では「1年目から大きな仕事ができる」ってのは本当か?
大企業の仕事を批判しているだけではないか?

 

これについて考えてみたいと思います。

 


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大企業は面白くないのか?
これは、僕も若い時は思っていました。

 

大企業になんて入った事もないのに、なんとなく
「窮屈そう」とか「好きなことができなそう」
って思ってました。

 

 

そして、大企業に入ってみた今、思うのが、この考えって
実は、自分の都合の良いような言い訳っぽくしているだけで
とっても視野の狭い意見だったな・・・
って思っています。

 

それが、僕の感想でずかね。

 

 



 

大企業には大企業になれた理由がある
大企業も会社によりますが、上場している会社であれば
何十年も存続し、歴史のある会社ってのもあるでしょう。

 

僕の勤務している会社も、そう言う会社です。

 

長年の厳しい競争に勝ち残った勝者なんです。

 

市場の変化に対応し、世の中の流れを把握し、そして、今の会社の歴史があるんです。
そこには、それだけのノウハウや、市場の変化に対応すべく手段があったんです。

 

 

たった1つのビジネスモデルが、未来永劫続く訳はありません。

 

大企業は、長い目で市場を見て、企画開、設計、生産管理、品質管理
資本や資金調達、そして、マーケティングに人材採用、そして組織を築いているんだと思います。

 

そうやって、勝ち残った企業は、やはりビジネスにおいて、非常にレベルが高いんだと思っています。

 

 

だからこそ、有名な会社には、優秀な人材が集まるんだと思います。
もちろん、採用する人数もベンチャーに比べて多いですので、優秀な人材が集まる確立は上がります。

 

そして、そう言う人達が、また、この先、未来に会社を残していくためには?
ッて言う感じで、新しいビジネスが築かれているんだと思います。

 





 

中小企業だっていいところは沢山ある
ちょっと大企業を褒めすぎるような感じで書いてきましたが
中小企業だって、いいところはたくさんあります。

 

 

長年続いている町工場とかは、素晴らしい技術を持っていたりもしますし
例えば、商店街にある、水道工事屋さん。
これも、生活するにおいて必要な仕事です。

 

でも、おそらく、世の中で言われているベンチャー企業ってそう言うのじゃないんですよね。

 

僕も違ったイメージだったんで。

 

 

多くのベンチャー企業は1つ、または非常に少ない事業で戦っています。

 

その道で、突き抜ければ確かに成長できるかもしれません。

 

もちろん、人数が少ない分、コミュニケーションもみんなと取れます。

 

 

それはいい事かもしれませんね。

 

大きい会社に入ってみた感想としては、人が多すぎて顔と名前が一致しないってのがありますんで(笑)
これは、非常にネックです。

 

また、確かに、何かを決定する時のスピードはベンチャーの方が早いかもしれません。

 

 




 

ベンチャー企業のネックとは?
ベンチャー企業にだって、いい所はたくさんあります。

 

ただ、ネックも多いです。

 

例えば、1つやっていた事業がいい感じだったのに
市場の変化により売上が激減・・・他の事業を立ち上げなきゃいけない・・・
なんて時。

 

結構、苦しいです。

 

人数が少ない分、非常に苦しい事になったりします。

 

ここは大企業が有利と言えるでしょう。

 

人数が多い分、市場が変わると予測される前に、すでに次の手段が用意されていたりします。

 

 



 

なんか、大企業が素晴らしい!的な感じに聞こえるかもしれないですが
そんな事はありません。

 

人が多い分、意思決定が遅かったり、人間関係で疲れたり
足の引っ張り合いがあったり・・・

 

大企業に来て悪い事も沢山味わいました。

 

 

その点、確かに、ベンチャー企業の方が、好きにできたかもしれませんね。

 

ただ、決して、ベンチャー企業なら
社会人1年目で大きな仕事ができる
ってわけじゃありません。

 

 

ベンチャー企業は、1つ失敗すれば、会社が傾く可能性だってあります。

 

実際、僕も、絶好調に儲かって調子に乗っていたと思ったら2年後ぐらいに
結構、会社が傾いていた・・・なんて経験はしました。

 

僕の感覚ですが、仮に、1年目の人に、そんな大勝負を任せられないと思います。

 

きっと、大勝負をする時は、自分が中心となってやっていたと思います。

 

自分で会社をやる

大企業に雇われ(現在)
とやってきた感想ですが、やはり、市場や世の中い合わせて
成長や、継続をできているって言う大企業の凄さもわかります。

 

 

ただし、突発力で、ヒットや事業を成功させるベンチャー企業ってのもわかります。

 

なんか、まとまりがありませんが、どっちがいいと一概には言えません。

 

ただ、どちらがいい!と決めつけるよりも、もっと冷静に
なぜ?大企業が優れているのか?
大企業の悪いところはどこなのか?

 

なぜ?ベンチャー企業が優れているのか?
ベンチャー企業の悪いところはどこなのか?

 

ってのを考えてみると良いかもしれません。

 

どうにせよ、仕事は興味があったり、楽しい事を選ぶべきです。
そのためにも、冷静に、見てみると良いかもしれませんね。

 

そして、本当は、もっと書きたい事があるんで、それについては、また今度。