早期退職。
この言葉をネガティブに取るかポジティブに取るか?
基本的にネガティブなイメージが強いかと思います。
「終身雇用は当たり前じゃない」
と言われても、やはり日本の大企業(特に上場している会社なら)
「まあ大丈夫だろう」
と思いがちですよね。
しかし
早期退職者の募集が5年ぶりに前年を上回ったようです。
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ニュースに出てくる話なので基本的に、上場企業の話です。
上場企業のうち、2017年に希望・早期退職者の募集を実施した企業は25社。
これは、5年ぶりに前年を上回ったみたいです。
この数字を見て、どう思いましたか?
僕は
「案外少ないんだな」
って思いました。
もっとやっているんじゃないかな?
って思ったんですけど、やはり日本の会社は、まだ終身雇用が根付いている感じがあります。
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働き方改革など騒がれ、業績不振により人員の削減が必要であると言う事で人員削減に踏み切った会社もあると思います。
しかし、業績が好調であっても将来の経営を見据えて不採算事業の整理をするなどといった
既存事業の構造改革に踏み切った会社もあるようです。
確かに、業績が好調であったとしても
年齢の高い層が多いと人件費が膨らみます。
それががゆえ、若い人員の確保が出来ず、長い目で見たら
会社の年齢構成がおかしなことになる場合もあると思います。
すると、そこを是正するために早期退職社を募集したという事も考えられます。
しかし、早期退職も年齢層の高い人が応じなければ成立しません。
業種にもよると思うのですが、人手不足の中で転職がしやすくなっているなど
雇用環境が良好なことも早期退職者の募集に追い風になっているようです。
確かに。
年齢の高い人を対象とする希望退職・早期退職者の募集に応じる人がある程度いるというのは
雇用環境が良好で、退職をして転職活動を行い
より良い条件で働くことができる可能性がある。
となれば、また話は別ですよね。
早期退職で退職金を上積みしてもらった上に、また別の会社で活躍する事ができるのであれば
早期退職をプラスに捉えることができると思います。
また、今後は、新規事業の参入や、業態の変化に伴い
既存事業の整理などを理由に、人員削減と言うより、人員の入れ替えに踏み切る会社って言うのも出てくるのではないでしょうか?
また、早期退職の際の退職金の上積みも結構加熱している感じがします。
本当かウソかはわかりませんが
大手テレビ局が早期退職者を募集。
最高7000万円の退職金上乗せ!
なんて情報も見かけます。
7000万円上乗せだったら、辞める人結構いそうな感じがしますね。
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