「時短ハラスメント(ジタハラ)」が2018年流行語大賞にノミネート

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だんだん年末が近付いてきました。

 

年末が近づくと「◯◯大賞」が気になる所です。

 

あとは、モノマネ番組がやたら増えますよね。

 






 

モノマネ番組は、それはそれで楽しむとして、今回は、2018年の流行語大賞のネタでも書いてみようかと思います。

 

「時短ハラスメント(ジタハラ)」が2018年流行語大賞にノミネート

 

こちらについて書いてみようかと思います。

 


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流行語大賞にノミネートされた「時短ハラスメント(ジタハラ)」

 

流行語大賞を見ると、今年1年の事を色々と思い出します。

 

その中にノミネートされた

 

「時短ハラスメント(ジタハラ)」

 

これが、ノミネートされるのかーって感じですが、実際、働き方改革の流れで
「残業するのは悪」
と言う風になり、残業削減を強要するようになりました。

 

 

結果、会社を出て、家に仕事を持ち帰って作業をする人や、朝早くから来て、間に合わなかった仕事を朝からやったりする事になる人も出ました。

 

 

まさか、この、言葉が流行語大賞にノミネートされるとは・・・

 

 

結局、これって、現場感覚の乏しい経営者や政治家が
「残業=悪」
「仕事の効率化」

と言っているだけにしか聞こえません。

 

 

だって、人によって、作業スピードは違うんですもん。
効率がいい人もいれば悪い人もいる。

 

そこの理解をしなきゃですよね。

 


Team Haraboステッカー No.101 【セクハラ・パワハラ・マタハラ・アカハラ・ジタハラ】

 

 






採算部門の売却
そこで、ここ最近良く見かけるのが、上場企業の採算部門の売却。

 

特に、他社との合弁会社で収益性の良い子会社を売却するなんてのはよく見かけます。

 

 

売却し、一時的に収益はあがります。
ただし、そこにある、人、物、金は失うって事になります。

 

結果的に、超短期的に、黒字に見えて、実質は会社の体力が失われていってしまう気がします。

 

 

もちろん、市場動向によっては、その事業を売却しておいて正解だったって言う場合もあります。
ただ、1つ事業を売却しているということは、武器が1つ減ると言う事。

 

もちろん、新規事業が、この段階で立ち上がっていて、そこに注力をすると言うのであれば良いのですが、昨今のはただの株主対策に見えてしまいます。

 

 

生産性を上げるってなんだ?
「生産性を上げろ!」

 

こう言われても、困る場合はあります。

 

 

当然ですが、人には得意不得意があり、早く走れない人に対して、早く走れと言っているようなもの。

 

もちろん、頑張るんですが、限界はあります。

 

 

時短ハラスメント(ジタハラ)も、同様な論理だと思います。

 

 

「働き方改革」
「ワークライフバランス」
「生産性」
「時短」

 

言葉ばかりが独り歩きしているような気がします。

 

 

しかし、生産性を上げるって事は、まず成果を最大化させることが絶対に先です。

 

資本なのか利益なのか?
労働時間なのか?成果なのか?

 

成果を上げるために投下した、時間や、お金や、労力に対して、どれだけのリターンがあったのか?
これが「生産性」の指標。

 

 

時間を減らすことが生産性を上げる事と、勘違いしている人が世の中多い気がします。

 

 

「時短ハラスメント(ジタハラ)」は、労働時間を減らして生産性を上げようとする管理職や経営陣と、とにかく成果を上げようと努力をする現場の間に起こる摩擦なんじゃないかと思います。

 

 

要するに、何事もバランスが大事なんです。

 

働かせすぎのブラック企業が良いとは思いませんが、正しく、企業や社員を成長させるためには、安易な時短は、もしかすると、その足を引っ張ることになるかもしれません。

 

あと何年間かは続きそうな問題ですね。

 

 






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