カスタマイズ可能の賃貸物件の需要ってどうなんだろう?

楽待でコラムを書かせてもらっています。
こちらもチェックしてみて下さい。

 

私事ですが、先日、自宅をリフォームしました。

 

って言っても、面倒なんで、妻が全部やっていましたんで、僕は完成まで壁紙の色とか知りませんでした。

 

一応、これだけは欲しい!と言うリクエストは出していました。

 

ちゃんと、僕のリクエストされたものは作ってくれて、その上で、照明やら壁紙やら自分で好きに選んで妻が作った感じなんです。
きっと大変だったでしょう。

 

僕は面倒なんでやりたくありませんが、妻は、とても楽しそうに、そして完成した部屋でとても満足そうに暮らしています。

 

良かったです。

 






 

自分の持ち物であれば、こうやってリフォーム等好きにできますが、賃貸物件だと、なかなかそうも行かないはずです。

 

そもそも賃貸物件リフォームしたい人はいるのか?
不動産賃貸ポータルサイトで物件を検索してみると、今は、「DIY可」という絞り込み項目があるんです。

 

 

実は、数年前から、原状回復の必要がなく
・壁紙を選べる
・DIYできる
・自分好みにカスタマイズできる

といった賃貸住宅がメディアで取り上げられているのを見たことがあります。

 

 

どうやら、国土交通省は2016年から、空き家対策の一環で「DIY可賃貸借」の普及を進めているようです。

 

現在の状態のまま賃貸でき、修繕の費用や手間がかからない
借主がDIYを行なうため愛着が生まれ、長期入居が見込める

など貸主側のメリットもある様子。

 

 

また、借主にとっても
自分好みの改修ができる
DIY費用を負担する分、相場より安く借りられる

などのメリットがあるようです。

 

 

なるほど。

 

しかしですよ。

 

僕が不動産賃貸のポータルサイトで「DIY可」にチェックを入れて検索したところ、該当物件がなかったり、あっても1つだけだったり・・・
ってのが多いです。

 

 

他の記事で見たのだが、大家さんからも
「DIY可で募集しても、DIYしたいという入居者はいなかった」
なんて、声が出ているようです。

 

 

そもそも、賃貸物件でDIYして住みたい人って本当にいるのか?

 

 

いったいどうなんでしょう?

 


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壁紙を選べる物件
僕もやってみて思ったのですが、リフォームってすごい大変です。
(実際にやったのは妻ですが)

 

決めなきゃいけない事が本当に多くて、リフォーム業者と毎週のように打ち合わせをしていました。

 

 

なので、きっと大掛かりなリフォームやDIYが可能ってなっても、そもそも、それができる人が少ない気がします。

 

 

しかし、中には、壁紙を選べる賃貸物件ってのが存在するようで、こちらは、比較的人気がある様子です。

 

 

入居者は、入居を決めてから、サンプルの壁紙から好みの物を選べるといった仕組みになっているようです。

 

 

なるほど。
確かに、僕の妻も、壁紙にこだわっていました。

 

 

僕もこの間知ったのですが、トイレと廊下の壁紙が両方白なんですが
「ちょっと違うんだよ!」
というので、よく見たら、ちょっと柄が違うんです。

 

 

なるほど。壁紙にそんなにこだわったか・・・って感じでした。

 

また、壁紙で部屋の雰囲気は大きく変わります。

 

 

どうにせよ、退去したら、壁紙を張り替えたほうがいいな・・・
って感じであれば、この発想は非常に賢いと思いました。

 

 

また、それが大家さんとしての努力、工夫何だなって思いました。

 

 



 

「選ぶ」だけで満足感は増す
壁紙カスタマイズは入居者にも好評らしいです。

 

確かに、内見の時に「壁紙を選べます」って言われたら、なんとなく、その部屋をじっくりみて
「何色の壁紙がいいかなー」
なんて楽しみが増えると思います。

 

 

また、完成して入居の時に、自分好みの壁紙で完成した部屋に対する満足感。
また、それが新生活への楽しみに変わりそうな感じがします。

 

こう言ったのが、他の物件との差別化につながり、家賃の下落や、入居者に対する付加価値につながるんでしょう。

 





 

壁紙に限定をしてしまえば手間は減る
あっちもこっちもカスタマイズ可能!
みたいな感じになると、手間がとても多くなる可能性があります。

 

ただ、壁紙だけであれば、原状回復の一貫として考えられますし
そもそも、時間もそれほどかかるものではありません。

 

また、過去の事例とか写真で残しておくと入居を考えている人にとってはイメージも湧いて良いかもしれませんね。

 

 




 

物件により需要は異なる
物件により、DIY可や壁紙を選べるなど需要は異なると思います。

 

例えば、マンションやアパートであれば、壁紙を選べる程度がちょうどよく入居者満足につながると思います。

 

しかし、例えば、ボロい戸建を安い家賃で賃貸したい場合。

 

そもそも、DIYをしたいって人が探しているので、もう、DIYして下さい!って感じで割り切って賃貸募集をするのが良いかと思います。

 

考え方は人それぞれですが、完成した時の喜びや満足感はあるようです。
リフォームをしてみて妻がとても満足そうだったので、良かったなぁ・・・
と僕は思っています。