「働き方改革」は「働かせ方改革」管理職が部下に仕事を振れない?

世間を騒がす「働き方改革」

 

僕もここには散々書いてきましたが
現在、会社が努力をしている働き方改革の多くは

 

残業時間削減

 

生産効率を上げ、残業時間を削減するってのがフォーカスされがちです。
確かに、僕みたいなぺーぺーには、残業時間は短くて済むし助かります。

 

ただし、役職のある人は?

 

「働き方改革」は「働かせ方改革」
管理職が部下に仕事を振れない?

 

そんな事になっていないんでしょうか?

 






 

会社からは
「残業時間削減をしろ!」
「アイツに残業をさせすぎだ!」

 

これ、言われているのって、管理職の人ですよね?

 

会社としての目標と現場の板挟みになる管理職が続出しているらしいです。

 

 

部下に仕事を振れない!
・育児の時短勤務のために仕事量をコントロールしなきゃいけない
・残業しがちな部下の仕事量を把握し早く帰れるようにしなきゃいけない。
・それでも、仕事が終わらない部下に早く帰るように声を掛けなきゃいけない

 

部下のコントロールをするのが課長や部長の管理職。

 

しかし、自分の業務量もコントロールし、残業はしないように
会社を早くに出て家に帰らないとならない・・・

 

大きい会社になればなるほど
従業員のワーク・ライフ・バランスに配慮する企業が増えてきた。

 

また、それを
「重要視している」
「働き方改革に積極的に取り組んでいる」

と言うのを世の中にアピールしなくてはいけない。

 

 

そして、会社の号令と現場の板挟みになる管理職が続出し
一部では今度はそれが問題になっているようだ。

 

 


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疲弊しているのは課長クラス
平社員と近い立場で仕事をしている管理職。

 

課長クラス

 

の人ですよね。

 

 

部長

課長へ

 

「部下に残業をさせないように」

 

と言われたら課長は、それを遂行しようとするはずです。

 

 

その結果、業務削減について「推進が難しい」と答えた課長が増えているようです。

 

ちなみに、最大の理由は業務の多さ。

 

自分自身の業務量がに加え、部下を早く帰らせないとならない
となると、その分、仕事が増える。
しかし、部署全体の業務量は変わらなかったら?

 

 

労働時間の短縮を命じられているが
実現できずに焦る課長たちの姿が目に浮かぶ。

 

 

以前に僕が会社をやっていた時に、先輩社長に教えてもらった事があります。

 

 

「自分の部下には仕事を任せる」(部長クラスには)

 

「そのまた部下には、直属の部下を通じて、仕事を頼む」(課長クラスには)

 

「そのまた部下には、祈る」(平社員・バイトには)

 

 

 

これは、僕が10人程度の会社をやっていた時に言われた事です。
10人ぐらいでも、当然ですが、全員に仕事を頼む事は難しいんです。

 

もちろん、僕のスペックの低さにも問題はあるのかもしれませんが
どんなにスペックの高い人でも、そんなに沢山の人の面倒を見るのは大変なことです。

 

上司から目標数値だけを押し付けら、孤軍奮闘しているのは
課長クラスの人
と言う事になります。

 

 

部下には、色々なタイプの人がいます。
・育児による短時間勤務
・再雇用のため年上
・非正規雇用(派遣・アルバイト)
・インターン

 

今の働き方改革では、全員をまとめて
マネジメントすることは難しく、個別の事情を把握し
それぞれに合った働き方をしてもらわなければならない。

 

 





 

課長クラスは、部下のマネジメントに非常に気を使い
ストレスを感じているはずだと思う。

 

しかし、仕事は待ってくれず
品質は落とせない。
納期も守らなきゃいけないが
部下を帰らせなきゃならない。

 

仕方なく、自分の業務分担を増やす課長もいるはずだ。

 

 




 

もちろん、中長期的に見れば、長時間労働は心身の健康をむしばみ
組織運営にも支障を与える恐れが考えられる。

 

だからこそ平社員は
「働かせ方改革」
で管理職を潰さないようにしなくてはならないし
管理職の人は潰れてしまわないようにしなくてはならないと思う。

 

若いころ、朝から晩まで、クタクタになるまで働いて掴んだ
課長職かもしれない。

 

今までは、管理職の役割は、組織を引っ張ることだった。

 

しかし、今はどうだ?

 

部下の自律を支援することへと変わりつつある。

 


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これで、課長クラスの方が、不健康になってしまっては
全く意味がない。
だからこそ、自分を犠牲にしたところで、組織全体の生産性は上がらないし
その人のためにもならない。

 

課長クラスの求められることは
メンバーの仕事をもっと徹底的に棚卸しし
しなくていいことを洗い出すなど
仕事量そのものを減らす努力が今は必要なのかもしれない。

 

 

仕事を抱えてはいけない。
・任せる
・頼む
・祈る

 

平社員も、元気な課長を作ることができれば
きっと仕事もうまくいくはずだと僕は思う、

 

 


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