一時期話題になりましたが、民泊について。
需要はありそうな感じがしますよね。
その分、以前はトラブルも話題になっていました。

なので、今回は
民泊の需要と供給について。そもそもトラブルとか平気なのかな？
を考えてみようかと思います。

そもそも民泊って需要あるんでしょうか？
自分が旅行に行く時って国内外問わず、ホテルや旅館に必ず宿泊しますよね。
なので、あまりイメージが湧かず、かつ自分で体験した事もありません。

民泊の需要
現在日本に来ている観光客が急増していると言うのは昨今のニュースを見ればわかります。

政府の方針では、オリンピックが開催される２０２０年までに２０００万人突破をを目標としているらしいです。
これは観光庁のホームページでも記載があります。
「マーケティング戦略本部」を設置して、観光庁とJNTO（日本政府観光局）がプロモーションを行っている様です。
官公庁の記事はこちら。

ここにも記載がありますが、過去３年間の訪日外国人数のグラフを見ると２０１６年の時点で目標の２０００万にかなり近ずいています。
数字的には現実的なのかもしれません。

オリンピック効果なんでしょうか？
とにかく、来日する観光客が大幅に増えている事は事実です、

そしてその人たちの宿泊先が問題なんです。

普通にホテルに泊まればいいと思うのですが、ホテルはいっぱい。
ホテルも増えてはいますが、短期的なものかもしれないとなると、新しいホテルを建設するにも限度があります。

そこで、「民泊」らしいんです。

既存の不動産を活用することで、新規にホテルを建設しなくても
必要な宿泊施設が確保できる。

うん。何となく理屈は通る気がします。

そして、この状況は少なくとも２０２０年までは続くのでは？と言われています。

ただし、条件は
「現在のペースで訪日外客数が伸びること」
です。

うーん。
なんか、いずれ需要と供給のバランスが崩れてしまいそうな気がします。

民泊のトラブル
そして、気になるのがやはりトラブル。

それなりにトラブルもあるみたいです。

・部屋の置物を壊された
これは、あるでしょうね。
ホテル感覚で使われると、確かに、部屋の中の物を壊されたりってのは考えられます。

普通に賃貸しているアパートとかではないので、キレイに使って、部屋を空け渡すなんて感覚は普通にないと思います。

自分だったら、普通に、出て行ったら、掃除の人が来て、掃除してくれるんだろうから・・・
と考えて、そのまま出て帰ってしまうと思います。

・禁煙なのにタバコを吸われた
これは、普通のホテルでもあるので、あるでしょうねぇ・・・
特に、昨今の禁煙ブーム？を考えると、部屋の中でタバコを吸われてしまったら、結構な痛手になりそうです。

タバコを吸わない人にとって、タバコ臭い部屋は致命的です。

・夜中に騒がれた
まあ、旅行に来ているのですから、普通にやりますよね。
しかも、若者のグループだったら、近所のスーパーでお酒買ってきて騒ぐなんて普通です。

と言うか、誰しも海外旅行で、そのような事はしませんでしたか？

まあ、旅行でテンションも上がっていますので、これは、よくありそうな気がします、

・死亡事故なんてのも
そして、なんと、調べていたら、死亡事故ってあったんですね。

確かに、日本は平和ですが、世界的に見たら、テロとかもあります。
安く宿泊できるから・・・とか、そう言う事を考えると、宿泊する人がどんな人か？
まで、大家さんは見ませんよね、

なんか、思ったより、リスクが多いなーってのが民泊について調べてみた感想です。

ただ、需要はありそうなので、管理がちゃんとできれば、いいのでは？
と言うのと、ある程度、値段設定を高めにしておくことによって、宿泊する人を選ぶみたいな事をするのもありかと思います。

とにかく、トラブルに対するリスクヘッジ、またトラブルが起きた時に対応しなくてはならないので、その分の宿泊代は貰っておいた方が良さそうですね。

あと、知人から聞いた話ですが、集合住宅では、民泊の苦情、また、嫌がられたりするらしいです。

また、マンションの規約にも「民泊禁止」としている所もあるようです。

「所有している区分のマンションが空いているから民泊でもやるかなー」
と、手軽に始めるのは危険かもしれません。
ただ、需要はあるみたいです。
よく調べてから始めましょう。

うつ病大家