さて、アパートを持っていると、それはそれで経費がかかります。
いったい、どんな経費があるのか？
そのシュミレーションをして、その利回りで利益がちゃんとでるのか？
を計算しましょう。

アパートにかかる経費ってどれくらい？

について書いてみます。

区分マンションの様に修繕積立金、管理費などやっていない分、アパートは自分で管理しなくてはいけません。
それに伴う経費をまとめてみました。

・不動産管理会社への管理料
だいたいですが、3-10%程度かかります。
会社によって異なりますので、確認しておきましょう。

業務としては、家賃の改修、入居、退去の手配、入居者の募集などです。
会社によっては、プラスで定期清掃代が含まれている場合があります。

・固定資産税/都市計画税
いわゆる「税金」です。
変動するらしいのですが、前年度の費用は聞いておいた方がいいですね。

・共用部分（階段、廊下等）の電気代および水道代
共有部分に電気がありますので、そこと、水道ですね。
これは、規模にもよりますが、月に数千円程度です。
基本的に、たいして使う物ではありませんので
「ちょっとかかる」
ぐらいで考えておけば平気です。

・清掃費
これは、会社によってバラバラです。
管理をしている(または、これからお願いする)会社に相談して聞いてみるといいと思います。

・ケーブルTV・インターネット等の利用費
最近は、ネット等が付いているアパートもあります。
すると、規模にもよりますが、1-3万円ぐらいはかかると思います。

そして、不定期にかかってくる経費があります。
基本的に数年に1回ですね。

・設備の交換・修繕費
エアコンが壊れた、ガスコンロが壊れたと言うのが多いです。
ただ、そんなに、頻繁にあるわけではありません。

まあ、ご自宅で、そんなに頻繁に壊れるか？と言うのを考えたらわかるかと思います。
また、費用も、まあ、そんなもんです。

・内外装の修繕費
内装、外装の修理は管理会社の方と相談して考えるのが良いです。
僕は、基本的に自分の持っているアパートに興味はありません(自分が住むわけじゃないので)
なので、見に行って、そろそろ修理しなきゃかな？なんて考えてやるなんて、あり得ません、

なので、管理をしてくれている会社の方と連携を取り、そろそろ、ここを直した方が良いなど教えてもらい、そのタイミングで修繕をする事になります。

ちなみにですが、築15年超の中古物件だと10～12毎のリフォームが良いらしいです。
ただ、建材や塗装技術の進歩により、最近の物件であれば15～20年毎でも大丈夫のみたいです。

一般的な1K6戸程度の木造アパートで、外壁と屋根の全塗装リフォームをした場合、100～150万円くらいが目安になるようです。

さて、どうでしょうか？
一応、この辺を頭に入れた上で運用しなきゃいけません。
ちゃんと管理会社と付き合えば面倒な事は基本的にあまりないと思います。

まあ、あとは、何か修繕が出てきた時のために、念のため、その分ぐらいのお金は、すぐに用意できるよう準備をしておきましょう。

うつ病大家