物件情報に出ているのは、物件価格と表面利回り。
この、表面利回りと言うのがくせ者なんです。
なので、今回は
表面利回りに騙されるな!表面利回りと実態の利回りの違いについて
表面利回りだけで物件を判断しちゃダメです。
シュミレーションも混ぜて考えてみたいと思います。
例えば
物件価格:1000万円
表面利回り:15%
と記載されていたとしましょう。
この物件をキャッシュで買った際、どうなるか?
シュミレーションします。
年間家賃収入:150万円
これが、収入になります。
結構入る感じがしますね。
ただし、ここから経費がかかります。
例えば
管理費が5%の場合=7.5万円
固定資産税を仮に=2万円
区分マンションの場合さらに下記の費用もかかります。
管理費を仮に5000円/月の場合=6万円
修繕積立金が1万円/月の場合=12万円
経費の合計が
25.5万円
かかる事になります。
すると
収入=150万円
経費=25.5万円
残金=124.5万円
これが、最終的な残金になりますね。
すると
——–
物件価格=1000万円
表面利回り15%=150万円
残金124.5万円の場合=12.45%
——–
が最終的な利回りになります。
表面利回りより2.5%も減っています。
例えば、エアコンの故障や、他の経費がかかってきた場合、もうちょっと利回りが下がります。
表面利回りだけでなく、他に経費がいくらかかるか?
そこまで、シュミレーションをし
・収入
・支出
・ネット利回り
まで計算をしましょう。
すると
案外この物件も受からないな?
など、出てきます。
都内で利回りが低くて
「資産価値がある」
なんて言われる物件であればなおさら注意が必要です。
よーく計算して納得した上で購入をしましょう。